細菌やウィルスなどによる感染症患者への投薬治療、また救急の患者への応急措置やある種の外科手術などにおいては、現代医学の力は絶大です。
しかし現代社会で問題となっているほとんどの病気は、身体そのものに原因があると言えます。
細菌やウィルス感染などの外的な要因ではなく、細胞自体の変性や退化が原因となる内的な要因が大きく影響を与えています。
全身を構成している数十兆個の細胞が、それぞれの役割を全うしようとする「自己複製能力」こそ生命そのものなのです。
そのその自己複製能力が弱ったとき、人は病気になっていきます。それをあらかじめ防いでいくのが「正しい食生活」すなわち「奥の深い栄養学」です。体内の代謝異常によってもたらされるさまざまな病気は、一般的な医学や栄養学の考え方だけでは適切に対応できないことも多くあります。
「分子整合医学」および山田豊文先生が提唱する「細胞環境デザイン学」は、身体を構成する数十兆個の細胞を分子レベルで見た場合、どのような栄養的対策が必要かを追求するものです。
その第一人者ともいえますライナス・ポーリング博士は、「病気の原因は細菌やウィルスによるものではなく、人間の代謝異常による」と発表しました。それが、「オーソモレキュラー:orthomolecular」つまり「分子整合医学」の幕開けでした。
当教会特別顧問の山田豊文先生は、細胞の環境を整えれば誰でも健康に生きていけるという「細胞環境デザイン学」を提唱されています。そして、その細胞環境を整えるための柱として「9つのメソッド」を確立しました。この9つのメソッドも新しくなり、音と音楽の重要性が新たに加えられました。
これは外界からの振動をさまざまな形で受け取ることが生体の働きに重要であるにもかかわらず、聴覚から受け取る良い音波の振動が欠乏状態という背景があります。
分子整合医学や細胞環境デザイン学とはどのようなものなのか? しっかり学習していきましょう。