人が生きていくために必要な栄養素は、約40種類と言われています。食品に含まれる栄養素の中でも、『タンパク質』『脂質』『糖質(炭水化物)』は《3大栄養素》と呼ばれ、これに『ビタミン』『ミネラル』を加えたものを《5大栄養素》と言います。
これら5大栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに関係し、協力し合いながら、私たちの身体の健康を維持していく働きをします。
5大栄養素の働き
タンパク質:身体をつくる源。筋肉、内臓、骨、皮膚、血液、酵素、ホルモンなど。
炭水化物:糖質と食物繊維の総称で、主要なエネルギー源。脳のエネルギーとしても重要です。
脂質:貯蔵エネルギー源。細胞膜やホルモンなどの材料にもなります。
ビタミン:発育と健康維持に不可欠な有機化合物の総称。食べ物がエネルギーに変化(代謝)していくことを助けます。
ミネラル:カルシウムやマグネシウムなど無機質の総称。身体を維持し、調子を整えるのを助けるために重要です。