ミネラルは、5大栄養素のひとつになります。人間の体の約96%は酸素、炭素、水素、窒素で占められていますが、残りの約4%がマグネシウムやカルシウムなどのミネラルになります。ミネラルが占める割合は約4%ととても少ないですが、私たちの体にとってとても重要な役割をしています。
ミネラルの4つの働き
①体の組織の成分になる
カルシウムはの骨や歯の主要成分になります。
鉄は赤血球のヘモグロビンの材料になります。
②酵素の働きに必要
体内に必要な化学変化を「代謝」といいます。そのような代謝にも大きく関わります。
マグネシウムは約700〜800種の代謝に、亜鉛は約300種の代謝に関与していると言われています。
③体液の浸透圧の保持
細胞外に多く存在するナトリウムは、体内の水分量の調節に関与します。
④ビタミンの働きを助ける
マグネシウムなどは、ビタミンB群と一緒に糖質や脂質からエネルギーをつくることに関与します。