●マ=豆類、大豆製品
●ゴ=ゴマなどの種実類
●ハ=発酵食品
●ヤ=野菜
●サ=魚
●シ=椎茸などのキノコ類
●イ=イモ類
●ワ=わかめなどの海藻類
主食は、精製されたものではなく玄米を摂取することをお薦めいたします。マゴハヤサシイワ食材と玄米は、栄養の濃い食事となります。この場合の「栄養」とは、「ミネラルやビタミン」のことです。食べたものを、細胞内でエネルギーなど必要なものに代謝していくには、このミネラルとビタミンが必要になるからです。
玄米と咀嚼
玄米はよく噛んで食べることが大切です。そしてこの、よく噛んで食べるという習慣はとてもメリット与えてくれるのです。右の図を見ると、よく噛む8大効用として「ひみこのはがいーぜ(卑弥呼の歯がいいぜ)という語呂合わせで表現されています。
●ひ=肥満予防
●み=味覚の発達
●こ=言葉の発音はっきり
●の=脳の発達
●は=歯の病気予防
●が=がん予防
●い=胃腸快調
●ぜ=全力投球
最後の全力投球は、アスリートに歯並びがいい人が多く、歯並びと運動能力の相関関係を表しているそうです。卑弥呼の時代は硬い食材が多く、一回の食事の咀嚼回数は4000回にも及んだという報告があるそうです。それに比べると現代人の一回の食事の咀嚼回数は600回程度。戦前は1400回超でしたので、かなり咀嚼回数が減っていることになります。
よく噛むということは、脳から満腹を知らせるホルモンであるレプチンの分泌を促進し、食べ過ぎず適量の食事で満足できることにもつながります。