以前は、半日ファスティングという言葉で言われていましたが、最近では断続的(間歇的)断食やインターミッテントファスティングという言葉が広まり、その有効性も指摘されるようになりました。
少食や空腹が、細胞内をリサイクルするシステムである『オートファジー』機能を活性化させるということは、ノーベル賞を受賞した大隈教授の功績により広く知られるようになりました。
さらに人間の体は、最後に食事した12時間後くらいからオートファジーの仕組みが作動し 16~18時間が経過すると確実に作用することも分かってきました(時間に関しては個人差があります)。
朝食、夕食のどちらかを抜いた場合の空腹時間は、上記の図のようになり、朝食よりも夕食を抜いた場合の方が長い空腹時間を取ることができます。夕食を抜くことにより、細胞内のメンテナンスがオートファジー機能の活性化で行われ、さらに消化にエネルギーを使用することがない分、睡眠の質を高めることにもつながります。
最近仕事の関係で遅くまで飲むことが増えている、忙しくてまとまった日数でのミネラルファスティングができないという方は、不定期にでも断続的ファスティングを取り入れるといいでしょう。