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ファスティングマイスター

健康と美容と食育のスペシャリスト

B22-体重を減らしたくない、健康被害への懸念

Written by:
rc-40ninkatsu
Published on:
2024.11.30

12:ファスティングで体重を減らしたくない方へのアドバイス
ファスティングが生体に及ぼす影響上、体重の減少を避けることは難しいでしょう。
ファスティング中はエネルギー源として、まず筋グリコーゲンが使われ、その分解の際に水分も排出されます。エネルギー源として脂肪も燃焼されます。長期間のファスティングでは、エネルギー源を確保するために、筋肉などからタンパク質が分解される糖新生も起こる可能性があります。
このようにしてファスティングは生体に影響を及ぼすため、体重の減少を避けることは難しいでしょう。したがって、これ以上痩せたくないという方、痩せすぎの方は、基本的にファスティングを行うことは推奨されません。
一方で、アミノ酸サプリメントを摂取することにより、筋肉や体重を落としにくくできるという報告があります。ただし、次の点に注意が必要です。
●消化に負担の少ない粉末か液体のもの
●味付けがされていないもの
●添加物がなるべく使われていないもの
このような条件のアミノ酸サプリメントであっても、ファスティング中に摂取するとしたら、できる限り少量にとどめることが大切です。なぜなら本来、ファスティングの基本は「食べない」ことにあり、食品扱いのアミノ酸サプリメントを摂取すると、それを処理する消化および代謝の酵素反応が起きる分、ファスティングによって得られる解毒の成果が低下してしまう可能性があるからです。

13:ファスティング(断食)による健康被害への懸念に関するアドバイス
頭痛や吐き気、腹痛などの症状が起こる可能性はありますが、予防できます。
ファスティング中によく起こる症状として、頭痛が挙げられます。これは健康被害というよりは、塩分不足によるものと推測されます。したがって、天然塩や梅干しなどを摂取することで予防および対処するようアドバイスしましょう。
一方で、体内で酸性の性質を示すケトン体がファスティング中にはつくられるため、その影響による頭痛や吐き気、腹痛などの不定愁訴をきたす可能性があります。
血液はごくわずかでも酸性に傾くと生命の危機に陥ります。したがって、酸性の性質を示すケトン体による影響を防ぐために、アルカリの性質を示すカルシウムを含むファスティング用ドリンクを使うことにより中和することが大切です。
これが「ファスティング用ドリンクを使わないファスティングは有り得ない」という所以です。ファスティング用ドリンクを使わないファスティングは、骨や歯からアルカリの性質を示すカルシウムを溶かし出し、血液が酸性にならないように中和する脱灰が起こるリスクが否めません。

Categories: ファスティングマイスター24

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