生活習慣病、肥満の増加 コンビニエンスストアやファストフード店の浸透、日本人の食の欧米化、不規則な食生活などにより、生活習慣病や肥満の人が増加してきております。高カロリー・高脂肪食品を多く摂取する反面、土壌の劣化に伴う野菜の栄養価(ビタミン・ミネラル)の低下も重なり、便秘など排泄に問題がある人も増えてきました。前述の通り、人間の身体は食べたものからつくられています。このような食生活の変化は、さまざまな病気を引き起こす原因のひとつと考えられています。 生活習慣病とは 偏りのある食生活、喫煙、飲酒、運動不足など、生活習慣との関係が深い病気のことを生活習慣病といいます。日本人の三大死因である『がん』『心疾患』『脳血管疾患』も、食生活をはじめとした生活習慣から引き起こされることが多いと考えられています。生活習慣病には、糖尿病、高血圧、脂質異常症、腎臓病、痛風、 … [もっと読む...] about A13-生活習慣病、肥満の増加
ファスティングマイスターに必要な基礎知識Ⅰ
A12-当協会が推奨するミネラルファスティング
すでに紹介させていただいた、杏林予防医学研究所所長の山田豊文先生により構築されたファスティング方法をミネラルミネラルファスティングといいます。協会が主催するファスティングマイスター検定で習得するファスティングは、すべて『ミネラルファスティング』を指します。 山田豊文先生が構築したミネラルファスティングとは、食の一切合切を断つのではなく、特に重要なミネラルなどの栄養素を摂取しながら、安全かつ健康的に断食するというプログラムです。ファスティングの際には専用のドリンクを摂取し、併せて1日約2ℓ程度の水もしくは、カフェインのないルイボスティーを飲みながら断食中は過ごしていきます。 その専用ドリンクについては詳細は後述いたしますが、無農薬栽培が中心の数十種類もの野菜や果物、野草を、複数の微生物によってじっくりと発酵させたものをベースに、必須ミネラ … [もっと読む...] about A12-当協会が推奨するミネラルファスティング
A11-現代におけるファスティングの目的
ダイエットと食の見直し 多くの人にとって、ダイエットがファスティングの入り口となります。確かに、食を断つことで体内に蓄積された中性脂肪を主なエネルギー源に利用していきますので、その分ダイエット効果があるのは確かです(ただし、体重の減少度は個人差があります)。 しかし食を断つという行為は、間違った方法や無茶なやり方では、かえって健康を害することにもなりかねませんので注意が必要です。 ファスティングは断食期間だけを指すのではありません。準備期間と復食期間を必ず設けなければなりません。断食終了後すぐに肉や甘いものをドカ食いしたり、お酒を飲んだりすることはかえって内臓にも必要以上の負担と刺激を与えてしまい、身体に悪いのはもちろんリバウンドの原因ともなり、せっかくのファスティングが無意味になってしまいます。 そのような意味でも、ファスティング … [もっと読む...] about A11-現代におけるファスティングの目的
A10-食育基本法とは
食育とは 食育基本法の中では、『食育』を次のように位置付けています。 ①生きる上での基本であり、知育・徳育および体育の基礎となるべきもの ②『食』に対する知識と『食』を選択する力を習得し、健全な食生活を営むことができる国民を育てること つまり、私たちの心も体も『食』の上に成り立っていると読み取ることができます。 なぜ法律が制定されたのか 『食』をめぐるさまざまな問題に対して、個人の問題として放置するのではなく、社会全体の問題としての国民運動へと強く推進することを目的に制定されました。具体的には、以下のようなことが挙げられます。 『食』に対する感謝の心と理解の欠如 … [もっと読む...] about A10-食育基本法とは
A08-当協会特別顧問:山田豊文先生について
山田豊文ーToyofumi Yamadaー 杏林予防医学研究所社長 米国公益法人ライフサイエンスアカデミー理事長 一般社団法人日本幼児脂質栄養学協会(JALNI)会長 日本微量元素学会 日本マグネシウム学会 日本抗加齢医学会 日本臨床環境医学会 日本ビタミン学会 日本絶食療法学会 … [もっと読む...] about A08-当協会特別顧問:山田豊文先生について