牛乳、乳製品のデメリット ①骨折や骨粗鬆症のリスクを高める ②カルシウム過多&マグネシウム過小(ミネラルバランスが悪い) ③カルシウムを体内で悪玉化させる(間違った場所に蓄積する) ④日本人は乳糖の消化が得意ではない(腸のトラブルを招く) ⑤動物性脂肪(飽和脂肪酸)が多い ⑥高濃度の各種ホルモンが生殖系の問題を招く ⑦カゼインというタンパク質が、がんやアレルギーのリスクを高める ⑧農薬や抗生物質が含まれている恐れがある ⑨過剰なリンが貧血やカルシウムの悪玉化を助長する ⑩超高温の殺菌処理で過酸化脂質が発生している(酸化ダメージを招く) 乳糖不耐症(ラクトース不耐症) 日本人の体質として、牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)の分解酵素(ラクターゼ)がほとんど作られないために、未消化の乳糖が腸に負担をかけます。これは「乳糖不耐症」といいまして、牛乳を飲む … [もっと読む...] about A43-牛乳、乳製品について知ろう!
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A42-肉を食べ過ぎると、どうなるか知ろう!
肉をはじめとした動物性タンパク質の過剰摂取がもたらす問題としては、以下のようなことが挙げられます。 1、肝臓と腎臓への負担 タンパク質には窒素(N)が含まれ、タンパク質(アミノ酸)が分解されると有害なアンモニアになります。アンモニアはとても有害ですので、まず肝臓の尿素回路で弱い毒性の尿素へと代謝され、その後、腎臓でろ過されて尿として排泄されます。肝臓で尿素へと代謝するだけでもエネルギーをかなり使用します。 2、消化器官への負担 日本人は、体質的にも動物性タンパク質を消化する力が弱い傾向にあります。 3、脱灰が促進される 動物性タンパク質の過剰摂取は、体内で大量の酸を発生させるため、体はアルカリ成分であるカルシウムを骨から動員して中和し、弱アルカリ性に戻します。 さらに肉は、高リンー低カルシウム食材なので血液中のリンとカルシウムの比率である1:1の … [もっと読む...] about A42-肉を食べ過ぎると、どうなるか知ろう!
A41-複合炭水化物を摂ろう
複合炭水化物を摂ろう 精製された穀物は、血糖値の上昇下降を急激に起こすことで身体に負担をかけ、脂肪になりやすいと言う欠点があります。糖質をエネルギーに代謝するのに必要な、マグネシウムやビタミンB1が精製される過程で失われた白米は、貯蔵され脂肪になりやすくなっていきます。 一方で、G1(グリセミックインデックス)の低い未精製の穀物には、食物繊維の他、ビタミンやミネラルも豊富です。精製された白米よりも、玄米が良いと言われるのはこのためです。 日本人の計測による日本食のG1 高GI(83以上) じゃがいも(マッシュ)、ようかん、せんべい、赤飯、もち、米飯(GI … [もっと読む...] about A41-複合炭水化物を摂ろう
A40-精製塩について
精製塩について 精製塩(食塩)も、ミネラルを失った食品です。かつては、海水を天日干しにして作る塩田方式の天然塩が主流でした。天然塩と精算塩(食塩)の違いは、塩化ナトリウム以外のミネラル成分を含むか否かです。天然塩には塩化ナトリウムの他に、マグネシウム、カリウム、カルシウムが成分として含まれています。 日本では1905年から1997年まで、塩は専売制で国家の管理下にありました。なぜこのような制度が始まったのかというと、1904年に日露戦争が開戦、その戦費を調達することが目的でした。専売制には1997年に廃止され5年間の経過措置期間を経て、2002年に完全自由化になりました。 しかし専売性にありながらも、塩は各地の塩田で生産されていたのですが、1971年に「塩業近代化臨時措置法」が成立したことにより、各地の塩田が廃止されイオン交換膜製法という製造法で生 … [もっと読む...] about A40-精製塩について
A39-白い食品について知ろう!
白い食品とは 白米、小麦粉、食塩などはいずれも私たちとりまして身近な食材です。これらに共通しているのは色が「白い」食品だと言うことです。この白さとは、精製したことにより生じます。精算という言葉を辞書で見てみると「原料や粗製品に手を加え、純良なものに作り上げること。また、不純物を除いて純度の高いものにすること」(精選版日本国語大辞典より)とあります。つまり、玄米を精製して白米にすることは、純度の高いものにするためにさまざまな栄養分を取り除いてしまうことでもあります。 「植物」という観点で玄米を見ると、玄米は稲の種でもあります。種子は将来的に発芽して大きく成長していき稲穂を実らせますので、発芽に必要なエネルギー源を蓄えています。それが胚乳(でんぷん)で、すなわち白米の部分になります。しかし、エネルギー源をエネルギーに変えていくためにはミネラルやビタミンを … [もっと読む...] about A39-白い食品について知ろう!