05:生理(月経)周期からみたファスティングの施行時期に関するアドバイス 生理(月経)が始まるタイミングでファスティング準備期に入ると良いでしょう。 女性ホルモンのバランスをできる限り崩さずにファスティングを楽しんで行えるようにすることが生理(月経)のある女性にとって大切なポイントでしょう。 そのためには、生理(月経)の出血が始まったらファスティングの準備期に入り、生理(月経)の出血が終わった翌日からファスティング(断食期)をスタートするようにします。この時期にファスティングを行うことで、心身にできる限り負担をかけず、断食期を快適に過ごせる可能性が高まります。 初めてスティングを行う方は、生理(月経)開始日から準備期で食を整え、生理(月経)が終了した翌日から断食期に入り、次の排卵日前後に復食期が終わるようにスケジュールを立てると良いでしょう。 逆に、フ … [もっと読む...] about B16-生理(月経)周期、風邪の症状
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B14-アレルギー疾患、カフェインの摂取
03:アレルギー疾患の方へのアドバイス 普段の食生活がアレルギーを助長している可能性があります。 アトピー性皮膚炎や気管支喘息、花粉症など、アレルギー疾患の有無と普段の食生活は関連しているようです。現に、「朝食をパンから米飯へ変える」、「油料理を減らす」とスギ花粉症が改善したという日本アレルギー学会の研究報告、ならびにアレルギー既往者の緑黄色野菜の摂取量が有意に低値であったという藤女子大学の研究報告があります。 … [もっと読む...] about B14-アレルギー疾患、カフェインの摂取
B12-降圧剤、血糖値が高め、糖尿病予備軍
01:降圧剤を処方されている方へのアドバイス ファスティングによって血圧は低下する可能性があります。 ファスティングにより免疫細胞が再生されることで、心血管の状態が改善され、血圧の低下がもたらされるということが、南カリフォルニア大学のヴェルター・ロンゴ教授率いる研究チームの論文に書かれています。そのため、降圧剤を服用しながらファスティングを行う場合、低血圧に注意する必要があることを予め伝えておくことが大切です。 また、ファスティング時に降圧剤を服用するかどうかは、医学的な判断にもかかわるため、かかりつけ医に相談のうえ、ファスティングをする人自身に決めていただく必要があります。したがって、降圧剤を服用する、しないにかかわらず、血圧測定器などを用いて血圧を測りながらファスティングを行うようにするというアドバイスもしてあげましょう。 02:血糖値が高めの方 … [もっと読む...] about B12-降圧剤、血糖値が高め、糖尿病予備軍
B10-神経系
神経系について 神経系には、脳と脊髄からなる中枢神経系と、中枢神経から出て全身に分布する末梢神経系がある。末梢神経系は機能によってさらに分類することができる。 末梢神経系には、意識にのぼる知覚や運動を行っている体性神経と、意識にのぼることなく内臓の機能を調節している自律神経の2つがある。 体性神経には、全身の感覚器で得られた情報を中枢神経に伝える知覚神経(感覚神経)と、中枢神経からの刺激を筋に伝え、筋を収縮させる運動神経系とがある。 自律神経は主に内臓に分布し、各内臓の働きを拮抗的に調整する交感神経と副交感神経がある。 交換神経系は主に体を緊張あるいは興奮状態に持っていき、周囲の状況に対して即座に反応できるようにするのに対して、副交感神経系は主に内臓機能を活発化させ、体を養い、排泄を促す方向に持っていく。 視床下部は、主に女性ホルモンをはじめとする内分 … [もっと読む...] about B10-神経系
B06-各種キーワード
ホルモンについて ホルモンは体内でつくられ、ある特定の器官に対して情報を伝達したり、作用を及ぼす化学物質。 ホルモンが内分泌腺から直接、毛細血管へ分泌されるのを内分泌といい、導管を通して細胞の外(消化器官の内側表面や身体表面)に分泌されるものを外分泌という。 食欲に関するホルモン グレリンは胃から分泌されるホルモンで、レプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンである。 空腹時は、グレリンが分泌され、レプチンの血中濃度が低下する。 食べ物の消化と吸収について 食べ物は、口から体の中に入り、そのままの状態で栄養素になるわけではない。 分子が非常に大きいため、これを分解する必要がある。 第1段階として口から入り、歯で噛み砕き唾液と混ぜられ、砕かれた食べ物が胃に運ばれ、そこでさらに胃液によって分解される。 次に十二指腸に運ばれて吸収されやすい形に分解され、細 … [もっと読む...] about B06-各種キーワード