水断食の場合 もし水を飲むだけで消化機能を休止して数日過ごしたとしたら、身体中の細胞から有害物質が急激に血液中に排出されます。 その次から次へと運ばれてくる有害物質に、肝臓、腎臓などの解毒・排出器官は対応できず、排出されなかった有害物質は再び身体中を循環することになります。このように、空腹の苦痛に耐えたにもかかわらず、解毒ができないままで退職が終わるとしたら身体にとりましても意味がないものになります。 エネルギーを作る代謝には、ビタミン、マグネシウムをはじめとしたミネラルが不可欠です。それが完全に欠乏している水断食は、とてもリスクがあると言うことをご理解ください。 自家製の野菜ジュースなど この方法は確かに、上記の水断食に比べれば実用的であり、欧米でも断食といえば「juice … [もっと読む...] about A68-他の断食とミネラルファスティング
アーカイブ 10月 2024
A67-酵素について
酵素の働きは『代謝』と『消化』、大きく2つに分けられます。それぞれ『代謝酵素』と『消化酵素』と呼ばれ、私たちの生命活動を支えています。 代謝酵素は、摂取した栄養素からエネルギーを作り出したり、細胞の修復や免疫力、恒常性(ホメオスタシス)を保ち、生命の維持に幅広く関わります。 消化酵素は体内で分泌されるもの、外から摂取するものがあり、摂取した食品の消化と吸収の働きをします。酵素が含まれる生食(ローフード)などで消化酵素を補い、十分量の消化酵素とその働きを助ける栄養素を保つことは、代謝酵素の働きを助ける栄養素を温存し、代謝酵素を有効に使う上でも大事です。もし、代謝酵素を助ける栄養素が消化酵素のために回されてしまうと、生命活動を支える必要な代謝(解毒、細胞修復、免疫、エネルギー作りなど)ができなくなってしまい自然治癒力も落ちて、健康を維持する上で障害にな … [もっと読む...] about A67-酵素について
A65-ミネラルファスティングを行う際の注意事項
①病気治療目的としたファスティングではありませんので、以下のような方に関しては必ず主治医の指示に従いましょう。 ●かぜを含めた感染症を患っている方 ●肝炎、肝硬変、肝不全、腎不全で治療中または既往歴のある方 ●糖尿病、胃潰瘍、十二指腸潰瘍で治療中または既往歴のある方 ●精神疾患で治療中または既往歴のある方 ●何らかの依存症、依存状態がある方 ●がん(悪性腫瘍)で治療中または既往歴のある方 ●狭心症、不整脈など心疾患で治療中または既往歴のある方 ●過去に心筋梗塞や脳卒中の既往がある方 ●何らかの臓器障害で治療中または既往歴のある方 ●胆石、腎結石、尿管結石で治療中または既往歴のある方 ●高尿酸血症、痛風で治療中または既往歴のある方 ●血液検査で尿酸高値を指摘されている、あるいは指摘されたことのある方 ●副腎皮膚ホルモン(ステロイド)剤、利尿剤で治療中の方 … [もっと読む...] about A65-ミネラルファスティングを行う際の注意事項
A64-断続的(半日)ファスティング
以前は、半日ファスティングという言葉で言われていましたが、最近では断続的(間歇的)断食やインターミッテントファスティングという言葉が広まり、その有効性も指摘されるようになりました。 少食や空腹が、細胞内をリサイクルするシステムである『オートファジー』機能を活性化させるということは、ノーベル賞を受賞した大隈教授の功績により広く知られるようになりました。 さらに人間の体は、最後に食事した12時間後くらいからオートファジーの仕組みが作動し … [もっと読む...] about A64-断続的(半日)ファスティング
A63-メニュー例
●以下のメニューの他に1日目~3日目は1日20~30のファスティング専用ドリンクを飲んで、乳酸菌、ポリフェノール、ビタミン・ミネラルを補い、最高の腸内環境にしましょう。 ●水分は1日1.5リットル~2リットル摂るようにしましょう。 ●3日目からは亜麻仁油を大さじ1~2杯飲まれると良いでしょう。 ●リバウンドを避けるためにも咀嚼(30回以上)しましょう。 1日目2日目3日目朝重湯又はとろとろのお粥お粥ゴマ塩(最低限の味付け)玄米ご飯(柔らかめ)大豆と根菜の煮物ぬか漬け昼お粥ゴマ塩(最低限の味付け)お粥とろろいものお吸い物玄米ご飯(柔らかめ)青菜のゴマ和え亜麻仁油オクラ納豆夜さつまいものお粥塩分控えめの梅干し(梅干しは酸の力が消化を助けます)お粥人参と大根の煮物玄米ご飯(柔らかめ)じゃがいもの味噌汁(具材を細かく切る)きゅうりの酢の物※梅干しは酸味が強 … [もっと読む...] about A63-メニュー例